大容量データ、無料で送受信
データ復旧センター
~日経新聞 2005/01/28 31 面から
パソコン関連事業のデータ復旧センター(福岡市、藤井健太郎社長)は28日
から、大容量のデータを送受信できるサービス「データ便・セキュリティ便」
を始める。個人や法人が画像など大容量のデータを送る際に、いったん同社
のサーバーへ保存し、送信したい相手に保存先をメールで知らせてダウン
ロードしてもらう。運営費は広告でまかない、無料で利用できる。
送信できる容量は、同様のサービスとしては最大の100メガバイトまで。
パスワードまで設定できる。グループ会社のドライブデータ(東京・渋谷)
が運営する。
●● 高画素数のデジカメデータや、動画など大容量のデータが多くなり、
データの受け渡しで悩まれたことがある方も多いのではないで
しょうか。
メールで送受信できるデータ量は、通常10メガバイト程度。
高画素数のデジカメデータの場合、数枚しか送れない容量です。
CD-Rにコピーして送るのであれば、700メガバイトまで使えますが、
当然コストが発生し、相手方への到着は、早くても翌日となって
しまいます。
データの確認と修正・変更などを繰り返す場合、大変な手間と
時間がかかってしまいます。
そんなとき、無料のデータ送受信サービスが便利です。
これまでも有名なサービスで、「宅ファイル便」というものがあり
ました。
http://www.filesend.to/
こちらは、大阪ガスが運営している無料サービスで、40MBまで
のデータが無料で送受信できます。
しかし、同種の無料サービスが少ないため、利用者が集中し、
日中は非常にレスポンスが遅い状態が続いていました。
今回記事になったのは、データ復旧センターという、壊れた
ハードディスクのデータを復旧するというサービスを展開して
いる企業が提供する、「データ便・セキュリティ便」という
データ送受信サービスです。
データ便
http://www.datadeliver.net/
セキュリティ便 http://www.datadeliver.net/secure/
送受信できるデータ容量が100MBまでと大きく、今のところ、
レスポンスも高速です。
また、パスワードで保護してデータを送受信することも可能。
メール添付で送るよりも、数段高いセキュリティレベルで
データを送受信できる環境が無料で利用できるのです。
日経の記事になったことで、おそらく爆発的に利用者が増える
ことになるでしょう。
どの程度までレスポンスが保てるかどうか。
運営企業の腕の見せ所です。
≪関連Webサイト≫ データ復旧センター
http://www.drivedata.jp/