火災警報器、家庭に広がる――設置簡単、安価に
各社が新製品
~日経新聞 2005/05/10 27 面から
家庭用火災警報器の新製品が相次ぎ登場している。既存の住宅にも自分で
取り付け可能なタイプが増え、一個一万円以下の安価な製品も多い。消費者
の防災意識は高まっており、消防法改正で来年には新築住宅への警報器設置
が義務付けられることもあって、今後三年間で市場は十倍以上に拡大すると
の見方もある。
火災の検知法は熱と煙の二種類。「一般的な住宅火災では熱より煙が先に
上がる」(東京ガス)というが、調理による煙が上がりやすい台所は
熱感知方式が適している。
●● 昨日の株式市場では、上場している信号機メーカー各社の株が
軒並み買われました。
現在、上場している信号機メーカーは京三製作所・日本信号・
大同信号の三社。
昨日は、三社そろって、年初来高値を更新するという人気ぶり
でした。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=6742+6741+6743&d=3m
この人気の原因はひとつ。
JR福知山線の事故を受け、国土交通省が全国の鉄道事業者に
対し、新型の自動列車停止装置(ATS)の設置を義務付けた
ためです。
ATSを開発している各社の株が、軒並み買われたのです。
これとは逆に、新型ATSの設置に伴う負担増が懸念され、
電鉄各社は全面的に売られました。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=%C5%C5%C5%B4&d=c&k=c3&h=on&z=m
政府が発表した施策が、企業の株価に大きな影響を与えて
います。
火災警報機につきましても、来年の消防法改正で、新築住宅への
設置が義務づけられます。
警報機メーカー各社は、この改正を見越して、軒並み新製品を
発表してきています。
ATSとはことなり、こちらは個人向けということもあり、大変
安価です。
数千円から一万円程度で購入でき、取り付けもDIYにて可能な
商品が大半です。
https://www.iw-jp.com/link/kasai.htm
記事によれば、火災報知器の市場は、今後3年間で、10倍に拡大
するという見方もあるようです。
中期投資を考えるとき、火災報知器メーカーなど、安全・安心に
関する商品を製造・販売している企業への投資ははずせないと
いえそうです。
《関連Webサイト》 総務省消防庁
http://www.fdma.go.jp/