米マイクロソフトCEO「ビスタ、1月30日出荷」


米マイクロソフトCEO「ビスタ、1月30日出荷」

   

      ~日経新聞 2006/11/07 11 面から



米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は
6日、日本経済新聞社のインタビューに応じ、発売を延期してきた主力OS
(基本ソフト)「ウィンドウズ・ビスタ」について「1月30日に出荷する」
と、初めて具体的な日程に言及した。出荷時期は「最終的にはパソコン
メーカーが決める」としながらも「ビスタは最終チェックを経て今後
1―2週間で完成する」と言明した。


Microsoft
Office 2007先行予約受付サイト
https://www.iw-jp.com/amof2007.php


●● マイクロソフトのトップが、はじめてWindowsVISTAの発売日に言及
   しました。

   新しいOSは、完成間近なようです。


   現在のWindowsXPは、基本的にHOMEとProfessonalの2つのエディ
   ションのみでしたが、次期WindowsVISTAは、パッケージソフト
   としては、下記のような4つのエディションが発売されます。


     Windows
Vista Ultimate
     Windows Vista Business
     Windows Vista Home
Premium
     Windows Vista Home
Basic


   従来のHOMEとProfessonalがそれぞれ2つのエディションに細分化
   されたようなイメージになります。

   上に記載された商品の方が、機能的に上位であり、価格も高くなり
   ます。
   価格差は、それぞれのエディション間で、5,000円~10,000円程度
   となっています。

   また、それぞれのエディションで、通常版とアップグレード版が
   用意され、アップグレード版は、通常版の半額程度の価格となって
   います。

   すでに、アマゾンでは先行予約が可能です。

   
https://www.iw-jp.com/amvista.php


   また、それぞれのエディションの機能的な違いはこちら。

   
http://tinyurl.com/ymku7x


   最下位エディションのHome
Basicの場合、WindowsXPのセキュリティ
   が向上し、優れた検索機能が付加されたという程度の内容になって
   います。


   VISTAの目玉であるWindows
Aero と呼ばれるインターフェイスや
   スケジュールバックアップ機能を利用するためには、Home
Premium
   以上のエディションを購入する必要があります。

   今後、WindowsVISTA搭載の家庭用パソコンが発売されてきますが、
   Home
Basic搭載かHome
Premium搭載化によって、商品性に大きな差が
   あることを認識する必要があると思います。


   先日、WindowsVISTAの発売に先行して、VISTAの一機能である
   Internet
Explorer 7の日本語版が公開されました。

    http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/

   およそ5年ぶりのバージョンアップとなるIE7では、他社製のブラウザ
   ではすでに標準搭載されているタグブラウザ機能やRSSリーダーなど
   を搭載し、ページ印刷機能を強化しています。

   こちらは無料でダウンロードできますが、一度バージョンアップ
   すると、元に戻すことができないようです。
   いくつか不具合もあるようですので、仕事用のパソコンなどに
   インストールされる際は注意が必要です。


   OSの進化はビジネスの効率化に大きく寄与します。

   この点で、圧倒的なシェアを持つWindowsのバージョンアップは、
   大きな意味を持ちます。

   mac用OSよりも数年遅れているといわれるWindowsの進化に期待
   したいと思います。



《関連Webサイト》 Microsoft
Windows Vista ホーム
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/