メタボリック減らないと健保の負担金増額  厚労省検討


メタボリック減らないと健保の負担金増額

   厚労省検討

      ~日経新聞 2007/02/27  面から



厚生労働省はメタボリック(内臓肥満)症候群の患者・予備軍の減少率を、
健康保険組合や国民健康保険など各健康保険の保険財政に反映させる仕組み
をつくる検討に入った。一定期間内の減少率が国の基準に達しなかった健保
に対し、高齢者医療を支えるために各健保が拠出する負担金を増額する。
各健保が2008年度から実施する新しい健康診断や保健指導の実効性を高め、
医療費を抑える狙いだ。


●● 昨今、流行語ともいえる「メタボリック・シンドローム」ですが、
   厚労省の新たな取り組みにより、より国民の意識が高くなりそう
   です。


   メタボリック・シンドロームの最初のチェック項目は下記です。


    ■ウエストサイズ(おへその位置の腹囲の数値)

     男性で85cm以上、女性で90cm以上


   まず、こちらをクリアしていれば問題ありません。

   上記の基準値を超えている場合には、次の項目をチェックします。

   下記のうち、2つ以上が当てはまれば、メタボリックシンドロームと
   判断されます。


    ■脂質

     中性脂肪値が150mg/dl以上か、HDLコレステロール値が40mg/dl未満、
     またはその両方に当てはまる。

    ■血糖値

     空腹時血糖値が110mg/dl以上

    ■血圧

     収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上
     またはその両方に当てはまる。


   上記のチェックでわかることは、内臓脂肪型肥満であるかないかです。
   内臓脂肪型肥満は、運動不足や食べ過ぎなどによって進行し、高血圧・
   糖尿病・高脂血症・動脈硬化などの生活習慣病のリスクを増大させる
   要因となります。


   厚生労働省は、このメタボリック・シンドロームと診断された被保険者
   について保険料を増額するなどの施策の実施を検討しているようです。


   このメタボリック・シンドロームを予防・改善するには、下記の3つの
   要素が必要になります。

    食事 運動 ストレス

   昨今は、多くの健康本が出版されていますので、メタボリックが気になる
   方には、ご一読をお薦めいたします。


    病気にならない生き方
    
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4763196197


    病気にならない生き方 2 実践編
     https://www.iw-jp.com/am.php?id=4763197096


    フィット・フォー・ライフ
     https://www.iw-jp.com/am.php?id=490142310X

    食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
    
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4492222669


    決定版!石原結實の病気を防ぐ・治す100の方法
     https://www.iw-jp.com/am.php?id=4072459771



   医療は、治療から予防へ。
   健康管理にも自己責任が問われる時代になりつつあります。



《関連Webサイト》メタボリックシンドローム・ネット
http://metabolic-syndrome.net/