「長者番付」廃止へ――来年度改正で
政府税調方針、「役割終了」ほぼ一致
~日経新聞 2005/11/08 社会 面から
政府税制調査会(首相の諮問機関)は所得税の高額納税者を公示する制度の
廃止を提言する方針を固めた。個人情報保護のため、高額納税者の氏名や
住所などの開示を取りやめるべきだとの主張が強まっているためだ。11月末
にまとめる2006年度の税制改正答申に明記する見通しだ。
公示制度は1,000万円超の所得税額を納めている人の住所・氏名と納税額を
公表する仕組みで、1950年に導入した。毎年5月16日から31日まで国税庁が
各税務署の掲示板などに一斉に張り出す。04年の公示対象者は約75,000人。
●● 今年4月に施行された個人情報保護法によって、この国の仕組みが
大きく変貌してきています。
今年6/2に日経BPコンサルティングが実施した長者番付を継続すべき
かどうかというアンケート結果では、63.2%の人が、今後も長者番付
を見たいと回答しています。
http://nikkeibp.jp/style/biz/enquete/050602_quick_cyojya/index.html
また、長者番付の公開を、今後続けるかどうかについてのアンケート
では、情報を一部制限してという条件付きも含めると、75%の人が
継続して公開することを希望しています。
このアンケート結果から見ると、国民の大半が、この長者番付に
関心があり、今後も続けて欲しいと考えているといえます。
また、毎年、番付が発表される5月16日、テレビのトップニュースは、
ほぼすべてこの長者番付関係のものとなります。
また、当日の新聞夕刊や翌日の朝刊1面もほとんどが、この
長者番付記事に染まります。
これらのことは、国民の関心の高さを如実に示しているといえますが、
近年高まってきたプライバシー保護の観点から、廃止せざるをえない
状況に追い込まれてしまいました。
廃止が決まりつつある長者番付ですが、日本で、ミスター長者番付と
いえば、おそらく銀座まるかんの創業者である斎藤一人さん
でしょう。
最近はテレビCMでも有名な「スリムドカン」などを製造・販売する
会社を経営されています。
http://tinyurl.com/98a59
斎藤一人さんは、1993年から2005年まで、13年連続で全国長者番付
ベスト10入りを果たしています。
しかも、その所得は、全額が事業所得。
投資や土地売却などの所得なしで、13年間日本の長者番付に載り
続けました。
しかも、これは、本人が番付トップを狙って実践した結果です。
驚異的な業績だといえます。
また、斎藤一人さんは、銀座まるかんで、10人のお弟子さんと
呼ばれる人々を導き、それぞれの方が、長者番付入りするという
快挙を成し遂げています。
また、最近は、東京都江東区についてる神社というものを自費で
開設したり、
http://www.tsuiterujinjyawahanazakari.com/
寺子屋講演会のいうものを全国で、ほとんど無料で開催したり、
斎藤一人塾寺子屋講演会〈2〉心のみそ汁スープ(笑)
https://www.iw-jp.com/am.php?id=484542083X
事業以外にも、極めて面白い活動をされています。
発行人である私も、斎藤一人さんのほとんどの著作を読破したほど
ファンの一人ですが、斎藤一人さんが、これほど脚光を浴びたのには、
長者番付の上位という客観的な事実の影響が否定できないと思います。
所得を多く得ている人は、所得を増やす方法を知っている人だといえ
ます。
長者番付が公表されることによって、所得を増やす方法を知っている
人がデータとして明らかになるといえます。
プライバシー保護が強化され、長者番付の公表がなくなることで、
逆に長者を装った詐欺がでてくる可能性もでてくることもありえます。
プライバシー保護はもちろん必要ですが、行き過ぎるとつまらない
世の中になってしまうような気がしてなりません。
《関連Webサイト》 斎藤一人オフィシャルページ
http://www.hitorisangayatteru.com/