デジタル機器タフに 水や衝撃にも負けず
~日経新聞 2006/06/14 35 面から
水や衝撃に強いアウトドア仕様のデジタル機器が売れ行きを伸ばしている。
防水ケースなしで水中撮影ができるコンパクト型デジタルカメラや、
水浸しになっても故障しない携帯電話機などだ。街中でも違和感のない
デザインも特徴。海水浴やキャンプなど野外で活動する機会が増える夏に
向けて人気が高まりそうだ。
●● 競争が激しいデジタル機器において、差別化のポイントが耐久性や
多用途への対応などに変化してきています。
これまで、デジカメは、基本的に防水機能は持っていませんでした。
通常、別売りの防水カバーなどを購入し、そのカバーを取り付ける
ことで防水や水中での撮影が可能となる商品が大半でした。
オリンパスが今年発売した商品は、デジカメそのままで防水タイプ
となっています。
さらに、水深3mまでの防水設計となっており、海水浴などでは、
そのまま使うことが可能です。
また、高さ1.5mからの落下衝撃にも耐えられる構造で設計されて
いるため、レジャー時などに適した商品といえます。
価格も比較的安価です。
アマゾンでの販売価格は39,239円。10%のポイント還元です。
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000EFZMG8
こちらの商品は、710万画素のタイプになりますが、同一画素数の
商品と比較しても、数千円程度の差があるのみです。
耐衝撃性能のないペンタックスの商品は、600万画素でアマゾンで
の販売価格は32,000円。10%のポイント還元です。
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000EQ42F4
同一クラスの商品との価格差はほとんどありません。
今後デジカメは、時計のように防水タイプが一般化していくかも
しれません。
今年新たに防水機能を装備した商品に、一般向けのパソコンがあり
ます。
業務用のパソコンでは防水機能を装備した商品はありましたが、一般
向けでは初の商品だといえるのではないでしょうか。
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000FI7FZU
こちらは少し高いです。
アマゾンでの販売価格は232,600円。10%のポイント還元です。
デスクトップパソコンの場合、キーボードにコーヒーなどをこぼし
ても、故障するのは、キーボードだけで済み、損害としては数千円
程度です。
しかし、ノートパソコンの場合、キーボードの上にコーヒーなどを
こぼした場合、本体ごと壊れてしまいます。
最悪の場合、中のデータも取り出すことができなくなり、損害は
きわめて大きなものになります。
最近のノートパソコンは、耐衝撃性はかなりのものになっていますが、
防水機能は、いざというときには重要な要素になるでしょう。
携帯電話・デジカメ・ノートパソコン。
便利なデジタル機器がいつでもどこでも使えるようになってきています。
《関連Webサイト》 オリンパス
μ720SW
http://olympus-imaging.jp/digitalcamera/mju720sw/