「無線LANルーター」、1万円切る、家庭に広がる
配線不要、手軽にネット通信
~日経新聞 2005/10/26 33 面から
自宅で複数のパソコンを同時に無線でインターネットに接続する家庭が
増えている。面倒な配線が必要ない「無線LANルーター」の主力製品
の店頭価格が大幅に低下。高速通信ができ、店頭価格は一万円を切る
機種が登場したことが追い風になっている。自分専用のパソコンを
持つようになった子供がいる家庭などを中心に普及しつつある。
無線LANルーターは一般モデルで直線距離約100メートル、木造一戸建て
なら一階から二階まで電波が届くとされ、個室にいながら複数のパソコン
から同時に無線でインターネット通信ができる。
昨日の日経にも掲載 アマゾン 売上1位 生協の白石さん
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4062131676
●● パソコンが、一家に一台ではなく、一人一台になりつつある今、
家庭内LANが、急速に普及してきています。
ただ、現状、各部屋にLANポートが設置された住居はまだほとんど
ないといえます。
将来的には、各部屋にTVアンテナのポートのようにLANポートが
設置される住居が当たり前のようになってくると思いますが、
現状では、LANケーブルを各パソコンまで引くか、この無線LAN
を設置するかという選択になります。
直感的に分かりやすいのは、LANケーブルによる配線ですが、
設置が簡単で見た目がきれいに収まるのは、無線LANだといえ
ます。
無線LANの導入には、無線LANルーターが必要ですが、そのルーター
の価格が1万円を切ったことで、普及に弾みがついています。
日経で紹介されている機器はこちら。
WHR―G54S バッファロー
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000AP9VA0
アマゾンの価格でも1万円を切っています。
しかも、無線LANカードセットでの価格です。
パソコンに無線機能が内蔵されていて、無線LANカードが不要な
時には、さらに安いこちらの商品で間に合います。
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000AP9V9Q
といっても、差額が500円程度。
無線LANカードは、今やただ同然の価格であるといえます。
ヤフーBBの場合、無線LANパックを申し込むと、月額利用料が、
税込み1,039円高くなります。
上記の商品を買った場合、10ヶ月以上利用すると、ルーターを
購入した方が安くなる計算です。
多くのユーザーが、この計算をして、店頭で無線LANルーターを
購入しているように思います。
ただ、無線LANにもデメリットはあります。
まず、無線の到達距離が限られます。
一般的な住居で、鉄筋構造の場合、住居の中心にルーターを設置
すれば、同じ階、全室での利用はほぼ可能ですが、住居の隅に
設置した場合、反対の隅では利用できない可能性が高いです。
しかも、これは、実際に設置してみないと分からないため、通信
不良を理由に返品ができないというのが現状です。
最近では、高出力のタイプも出てきておりますが、こちらはまだ
安価ではありません。
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B0007RBX84
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000BKCVBA
また、無線が屋外にも飛びますので、セキュリティの設定をして
おかないと、誰でも進入することができてしまいます。
最悪の場合、家庭内の全てのパソコン内のデータが盗まれる可能性が
あります。
一気に家庭に浸透しつつある無線LAN。
テレビや冷蔵庫などの家電がLANに繋がる時代も近そうです。
《関連Webサイト》 BUFFALO:無線LAN情報コミュニティサイト
http://www.airstation.com/