GW、海外ラッシュ、日並び良く最高の60万人
JTB調査
~日経新聞 2005/04/06 3 面から
今年のゴールデンウイーク(GW)期間中の海外旅行者が過去最高になる
見通しだ。曜日の配列に恵まれ、長い休みが取りやすいためで、特に欧州
や米国など遠距離方面のツアーに人気が集まっている。国内では愛知万博
(愛・地球博)に観光業界の関心は高まっているが、開幕以降、入場者が
伸び悩んでいるだけに、GWが最初の試金石となりそうだ。
●● 今年のGWは、5/3-5/5の3連休が火曜日から木曜日という配置に
なっています。
4/29が金曜日にあるため、5/2と5/6に休みを入れると、一気に
4/29~5/8の10連休となる、絶好の日程に恵まれています。
4/1の日経MJ紙に掲載された日経産業消費研究所のゴールデン
ウイークの過ごし方に関するアンケートによれば、平均の休暇
日数は、6日間。
10日間の連続休暇を取る人は、8.5%となっており、およそ
12人にひとりの割合で、今年のGWは10連休をとる人がいる
という調査結果が出ていました。
ただ、電通が実施した別の調査によれば、GW中に使う予算の
平均は55,000円とほぼ例年並みとなっており、今年のGWに関する
国民動向の予想では下記のようになっていました。
今年のGWは例年に比べ休みの期間は長いが、近場の行楽地で、
お金をかけずに過ごそうと考えている人がほとんど。海外や
国内旅行に出掛ける人以外は直前まで何をするかなど計画を
立てない傾向が強い。今年は休暇期間が長い分、休み一日に
対する価値も薄い。
今朝、記事になったJTB調査のイメージとは、かなり異なる
イメージの調査結果となっています。
やはり、旅行業者であるJTBの調査結果には、JTBの営業
的な恣意が含まれているということでしょうか。
ここ数年、イラク戦争やSARSの影響で、海外に出かける
旅行者数が、かなり減少していました。
そのため、今年のGWの大型連休は、海外旅行業者にとっては、
待ちに待った商戦といった感があります。
実際、多くの旅行業者は、例年よりもかなり早い時期からGWの
旅行予約を開始していました。
これらの施策が功を奏し、過去最高の人手が海外旅行に出かけるGW
になったようです。
国内でも、愛知万博という、今年しかみられないイベントがあり、
東海地区への旅行ツアーが激増しています。
のこり3週間で連休に突入します。
旅行の予約は早めがよいようです。
《関連Webサイト》 JTB
http://www.jtb.co.jp/