今晩は、DVDにしようか。
フォックス・ジャパン 広告
~日経新聞 2004/03/19 24 面から
●● 米国の娯楽大作映画のDVDが、2本セットで1,480年という破格
値で発売されました。
発売されたセットは下記の5種類。
アマゾンでの実売価格は1332円となっています。
DVD1本あたり666円という価格設定です。
DVDお試しパック(インデペンデンス・デイ付き)タイタニック
DVDお試しパック(インデペンデンス・デイ付き)ダイ・ハード
DVDお試しパック(インデペンデンス・デイ付き)ムーラン・ルージュ
DVDお試しパック(インデペンデンス・デイ付き)ホーム・アローン
DVDお試しパック(インデペンデンス・デイ付き)アイス・エイジ特別編
先日は、コスミック出版から、シャレード・アラバマ物語・
駅馬車など、往来の名作が税込み500円で発売されています。
http://www.cosmicpub.jp/cosmic-dvd/
これまで、映像ソフトを購入するには、ビデオカセットかLD
くらいしか選択肢がなく、価格も1本で1万円近い高価なものでした。
1本ソフトを購入する金額で、数十本のビデオがレンタルできるため、
一般の方は、ほとんどがレンタルを主に使用していたと思います。
しかし、映像ソフトがDVD化されるようになってから、ソフトの
低価格化が急速に進みました。
最も低価格帯である500円という金額は、ソフトのレンタル料金に
匹敵するくらいの低価格であるといえます。
借りて返しに行く手間や、借りられる期間を考えると、これから
映像ソフトは買って見るという選択肢が増えていくことが予測
されます。
事実、統計上はその方向で進んでいます。
日本映像ソフト協会の統計によれば、昨年度、ビデオカセットの売上
数量約1,700万本に対し、DVDの売上数量は約7,700万本。
既に、ビデオカセットの4.5倍の数量を1年間に売り上げています。
ビデオカセットの売上が最も多かった1998年でも、年間の売上数量は
5,200本。
DVD売上数量は既にこの数字を超えています。
DVDが普及を始めた1998年当時、DVDソフトの売上数量は270万本
でした。
5年で約30倍という驚異的な伸びを示しているのです。
しかも、ビデオカセット売上の半数がレンタル用であるのに対し、
DVD売上は、大半が販売用です。
DVDソフトの普及と低価格化の進展は、販売店にとってはプラス
といえますが、レンタル店にとってはマイナスの要因となりそうです。
《関連Webサイト》 日本映像ソフト協会