東芝、キーボード搭載の携帯電話
~日経新聞 2007/02/14 13 面から
東芝は13日、キーボード付きの高機能携帯電話に参入すると発表した。
欧米では「スマートフォン」と呼ばれ、市場が急拡大している。東芝は
今春、欧州を中心に発売する。日本ではソフトバンクモバイルが同日、
東芝製品を日本向けに改良して発売する意向を表明した。
●● キーボードを搭載した携帯電話が、ひとつのカテゴリーとして、
注目を集めてきています。
現在、日本国内で市販されいるキーボード搭載携帯電話は下記の
4種類。
極めて少ないといえます。
ウィルコム
WS007SH
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/007sh/
WS003SH
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/003sh/
ソフトバンク
X01HT
http://mb.softbank.jp/mb/product/X/
NTTドコモ
hTc
Z
http://www.docomo.biz/html/product/htcz/
これらの商品は、すべてOSにWindows
Mobileを搭載した小さな
パソコンといえる商品です。
Windows
Mobileはその名の通り、マイクロソフトが開発したモバイル
端末向けのWindowsです。
現在、Microsoft
Windows Mobile のバージョンは5.0ですが、VISTA
発売にに少し遅れて、2/12にWindows Mobile
6.0を発表しています。
今朝の記事になった東芝のG900が、このWindows Mobile
6.0を搭載
して6月頃に発売されるようです。
マイクロソフトは、携帯用OS市場も席巻すべく、着々と開発を進めて
います。
現在、日本国内のキーボード搭載携帯電話におけるマイクロソフト
のシェアは100%。
競合も見あたらない状態です。
このWindows
Mobile
の価格は公表されていませんが、搭載携帯電話
が2~3万円程度という比較的低価格でも販売されていることから、
現在は、かなり低価格にて提供されているようです。
ただ、今後、このキーボード搭載携帯電話のシェアは拡大すると
考えられます。
それでも現在のようなマイクロソフトの寡占状態が続くことになるの
でしょうか。
パソコン用OSをほぼ独占したマイクロソフトの勢いは、まだまだ
今後も続きそうです。
《関連Webサイト》 Microsoft
Windows Mobile – ホーム
http://www.microsoft.com/japan/windowsmobile/default.