AOLとヤフー、メールを確実に配信・「迷惑メール」と区別
~日経NET IT PLUS から
送り主が手数料を払えば、ウェブ上のメールサービス利用者に電子メールを
確実に届けるサービスの導入を、米アメリカ・オンライン(AOL)と
米ヤフーがそれぞれ計画していることが分かった。
AOL、ヤフーの両社は迷惑メールを自動遮断するシステムを導入している
が、正規のメールも迷惑メールとして誤認識し、遮断する例もあった。
新サービスではメールがシステムに遮断されずに届くようにするほか、
送信者の信頼性を証明する印をつけて迷惑メールとの区別をつけやすく
する。銀行やネット小売りなど販促活動に電子メールを使う企業からの
利用を見込む。
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターシリーズ第六巻
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4915512576
●● 数年前、日本では、迷惑メールといえば、英文のメールというのが
大半でした。
そのため、ウイルスメールに対する対策は進みましたが、迷惑メール
に対する対策はあまり手をつけられていませんでした。
しかし、昨今、このような状況は一転します。
日本語の迷惑メールが急増したためです。
英文の迷惑メールであれば、通常、タイトルが英文である時点で
そのまま削除するといった方法が可能でしたが、最近急増している
日本語の迷惑メールは、タイトルが巧妙になっており、そのまま
削除することが難しくなっています。
現状、多くの方が手動で対策されていると思いますが、今後、
日本語迷惑メールがますます増加することが予想されます。
手動での対策は、限界に成りつつあります。
現在、メーラーとして日本国内で最もシェアが高いOutlook
Expresは、
最も迷惑メール対策が遅れたソフトといえます。
同じく無料のメーラーですが、迷惑メール対策に効果的な
Thunderbirdにメーラーを変更することでも、対策は可能です。
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
また、有料のソフトになりますが、MS-Officeに付属のOutlookは、
迷惑メール対策機能を有しています。
http://www.microsoft.com/japan/users/office/0508/default.mspx
また、近年は、迷惑メール対策ソフトも多く市販されています。
マカフィー・スパムキラー
2006
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B000CNDJE4
eTrust
アンチスパム 2005
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B0009PMQVC
迷惑メールストッパー
https://www.iw-jp.com/am.php?id=B0002VRQEK
ウイルス対策ソフトに付属しているケースも多々あります。
ただ、迷惑メール対策メーラーやソフトを導入すれば、ある程度の対策
はできますが、それでも、巧妙な迷惑メールはフィルタをくぐり抜けて
受信トレイに混入します。
迷惑メールに対する根本的な対策は、現状ないといえます。
また、逆に、重要なメールが、迷惑メールとして隔離されてしまう
ケースもあります。
迷惑メール対策によって発生するこちらのケースの方が、大きな
問題といえます。
今回、AOLやヤフーが導入を検討しているサービスは、このような
重要なメールの正確な配信に大きな効果が期待できるサービスです。
ただ、重要なメールの配信がすべて有料になってしまうような事態
にならないよう、根本的な対策も必要かと思います。
《関連書籍》とっておきの秘技
迷惑メール・スパイウェアの撃退法!
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4903111040