ネットギャンブル急成長――法的リスク自ら開示
~日経新聞 2006/02/03 16 面から
2005年、ロンドン証券取引所は上場ラッシュに沸いた。新規上場は2000年
以降の最多を記録。その中で最大規模が6月に上場したネットギャンブル
大手のパーティーゲーミング。売り出しだけで9億700万ポンド(約1800億
円)を市場から吸収した。
カジノゲームバイブル―マナーからルールまで必勝ガイド
https://www.iw-jp.com/am.php?id=4416805047
●● パーティーゲーミングが提供している最も有名なサイトはこちら
です。
Party
Poker.com
http://www.partypoker.com/
イギリスはオンラインカジノ・ギャンブルが政府公認となっている
先進国家の中では非常に珍しい国といえます。
そのため、イギリス国内に存在するパーティーゲーミング社が運営
するオンラインカジノは、完全に合法です。
ただ、オンラインカジノの場合、どこの国からも利用できるという
要素があります。
問題となるのは、言語と通貨の壁だけといえます。
Party
Poker.comは、英語のサイトで、通貨はドル。
売上の過半を米国の利用者が占めるのもうなずけます。
ただ、米国はネットギャンブルを違法と見なしています。
現在のところ、摘発するような動きはないようですが、常に法的に
大きなリスクを抱えたビジネスモデルであることは間違いないよう
です。
ちなみに、日本語で利用できる海外のオンラインカジノも実は大量に
存在しています。
個別の紹介は避けますが、「日本語
オンラインカジノ」で検索する
と、日本語オンラインカジノのポータルサイトが多数検索できます。
日本語のオンラインカジノで最も有名なのは、こちらでしょうか。
カジノオンネット 888.com
http://www.888.com/?lang=jp
24時間365日、日本語による無料電話サポートができたり、払い戻し
率の監査結果を公表していたり、かなり日本向けサイトにも力を
入れていることが分かります。
このサイトを運営しているCassava
Enterprises社は、ジブラルタル
で登記されており、親会社はロンドン市場に上場しています。
以前、マスコミで、「日本国内の愛好者も既に50万人を越えた」との
報道がありましたが、日本語のオンラインカジノが乱立している現在、
この数字は実態と大きくはずれた数字ではないでしょう。
インターネットの普及により、サービスや資金が簡単に国境を越える
ことができるようになりました。
しかし、一方で、多くの国々が法の整備に手をつけていません。
日本でも早急な法の整備が必要といえます。
《関連Webサイト》 法務省
http://www.moj.go.jp/