ライブドア株、7日ぶり売買成立、取引4億株


ライブドア株、7日ぶり売買成立、取引4億株

   東証、取引60分に短縮

      ~日経新聞 2006/01/26 1 面から



東京証券取引所マザーズ上場のライブドア株(監理ポスト)の売買が
25日、取引時間中としては7営業日ぶりに成立した。前日までは証券取引法
違反容疑などを嫌気した売りが殺到、取引時間終了後に値幅制限いっぱい
まで下げた水準で売買注文を比例配分していた。東証は同日、26日から
取引時間をさらに30分短縮して60分にするほか、信用取引の新規売買を
禁止するなど、追加の売買規制策を発表した。


ザ・サーチ
グーグルが世界を変えた
http://www.iw-jp.com/am.php?id=4822244873


●● 海の向こうの米国では、グーグルの時価総額がインテルを抜き、
   マイクロソフトに次ぐ全米第2位に浮上しました。

   昨年8月の株式公開からわずか1年5ヶ月での快挙です。


   グーグル創業者のラリー・ページとセルゲイ・ブリンは、1973年
   生れ。
   グーグル社の創業は1998年と、堀江氏とは同年代で、会社創業の
   時期も非常に近いものがあります。


   グーグルとライブドアで最も異なるのは、その会社が持つ理念だと
   いえます。

   ライブドア社の経営方針としてホームページに記載されている内容
   は、下記となります。

     強固で安定した経営基盤を維持しつつ高成長を
     続けていくことです。

   堀江氏が度々宣言していた「時価総額世界一」という目標が、企業と
   しての方針となっていたといえます。


   一方、グーグルはこちらです。

     Google
の使命は、Google 独自の検索エンジンにより、
     世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものに
     することです。



   理念が異なるため、株式上場についての考え方も異なります。
   グーグルの場合は、世界中の情報を体系化してアクセス可能で有益な
   物にするために必要であると考えられたために株式上場を実施して
   います。

   ライブドアの場合は、株式上場は知名度を上げるために有効であった
   からというものでした。


   株式分割については、ライブドアの場合は、時価総額の上昇に効果が
   あるからというものですが、グーグルの場合は、上記と同様の考え方
   から使命を果たすために有効であれば、株式分割を実施するという
   考え方になります。


   同時期に創業し、同年代の創業者が率いた両社の企業理念の違いが、
   次のような結果になっています。


    グーグルは、時価総額世界2位に。

    時価総額世界一を目指していたライブドアは、破綻寸前に。



   グーグルは、10の黄金律というものも掲げています。
   その中から、数点を紹介します。

    1.ユーザーに焦点を絞れば、「結果」は自然に付いてくる。
    2.悪事を働かなくても金儲けはできる。
    3.スーツがなくても真剣に仕事はできる。

   1番目の項目の説明文として、下記の内容を付け加えています。

    Google
は、当初からユーザーの使い心地を第一に考えてきました。
    顧客を最も重要視していると謳う企業はたくさんありますが、
    株主にとっての企業価値を高める誘惑に負け、犠牲を払う会社企業も
    少なくありません。Google
は、サイトを訪れるユーザーの利益に
    ならない変更は一貫して拒否してきました。
    Google
は、常にユーザーの利便性を第一に考えて行動した結果、
    ウェブの世界に熱心なファン層を築き上げることができました。
    その発展は、テレビ
コマーシャルなどを通じてではなく、満足して
    いるユーザーの口コミを通じて実現されたものです。


   極めて示唆に富む内容だと思います。


   スーツで固めた高年経営者の中に、Tシャツで切り込んでいく日本の
   若手起業家は、ヒーローになりきれず、企業価値を高める誘惑に負け、
   堕ちました。


   一方、海の向こうのヒーローは、世界的に尊敬される企業を創りあげて
   います。


   日本中を震撼させた一連のライブドア事件。
   我々が学べることは多いです。


《関連Webサイト》 Google
の理念
http://www.google.com/intl/ja/corporate/tenthings.html