渡辺淳一連載小説 愛の流刑地 最終回


渡辺淳一連載小説 愛の流刑地 最終回

   

      ~日経新聞 2006/01/31 最終面から



「冬香、俺はこの流刑地にいるよ、だってここは狂ったほどお前を愛して、
死ぬほど女を快くした男だけに与えられた愛の流刑地だから」


エ・アロール-それがどうしたの  渡辺
淳一 (著)

https://www.iw-jp.com/am.php?id=4048734601



●● 本日、1年半ほど続いた、渡辺淳一氏による日経新聞最終面の
   連載小説、「愛の流刑地」が最終回を迎えました。


   この、「愛の流刑地」の購読率について、当サイトにてアンケートを
   採っていました。
   681名の方々、アンケートにご協力いただきまして、誠にありがとう
   ございました。

   その結果がこちらです。


     日経小説・渡辺淳一氏の「愛の流刑地」読んでますか?

     ■■■■      欠かさず読んでます
16.01% (109)
     ■         週末まとめ読み 1.03% (7)
     ■         時々読んでます
3.96% (27)
     ■■■■      読んでません 18.65% (127)
     ■■■■■     知らなかった・・・
22.32% (152)
     ■■■■■■■■■ 読みたくありません 38.03% (259)

      http://tinyurl.com/7uzhj


   当誌の読者の方で、アンケートにお答えいただいた方の中では、
   「読みたくない」という方が、最も多く、40%に迫ります。
   「知らない」「読んでない」を含めますと、80%程度の方が、
   この小説を読んでいなかったことになります。

   結果、読んでいる方が20%弱という、思ったよりも少ない数字で
   あるといえます。


   数年前、同じ新聞小説「失楽園」で一世を風靡した渡辺氏ですが、
   その後、東京新聞などに連載した「エ・アロール」と、今回の
   「愛の流刑地」は、「失楽園」ほどのヒットにはならなかったよう
   にみえます。


   ちなみに、同様のアンケートが、渡辺淳一オフィシャルホーム
   ページでも実施されています。
   
https://www.chomeijin.com/dta/watanabe/ank/enquete.cgi
   ご興味のある方はぜひどうぞ。



   愛の流刑地の連載において、今年に入ってから、主人公が拘置所
   に拘束され、尋問を受けたり、裁判で裁かれたりするシーンが
   描かれていました。

   その内容が、かなり細かな描写で掲載されており、ライブドア・
   堀江氏の拘置所生活と結びつけて想像された方も多いのでは
   ないでしょうか。


   明日からは、この連載小説に、堺屋太一氏が描くチンギス・ハン
   「世界を創った男」が連載されます。

   また、同一面の私の履歴書には、プロゴルファー、ジャック・
   ニクラウス氏が登場します。


   しばらく、にぎやかな最終面になりそうです。


《関連Webサイト》 渡辺淳一オフィシャルブログ
http://watanabe-junichi.net/