次世代DVD商戦幕開け・映画ソフト日米230作品


次世代DVD商戦幕開け・映画ソフト日米230作品

   

      ~日経新聞 2006/03/30 13 面から



次世代DVDの商戦開始に伴い、映画ソフトが相次ぎ登場する。米ワーナー・
グループが東芝の規格向けに「ラスト・サムライ」などを4月18日に米国で
発売。国内は松竹が4月下旬から販売する。ソニー陣営は5月から米国で投入
する。今後1年間で日米で計230作品以上が商品化される。互換性の無い東芝
とソニーの2規格に分かれたままだが、各社は鮮明なハイビジョン映像を武器
に市場を開拓する。


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●● 次世代DVD商戦が2つの規格に分かれたままはじまります。


   昨日、ソニーのハワード・ストリンガーCEOが、米テレビのトーク
   番組で、次世代DVD規格の統合を巡る東芝との交渉が合意寸前に
   あったと話しています。  ――
NIKKEI
NETより

   合意に至らなかった理由は、プレイステーション3の発売に間に
   あわせるための規格の仕様決定期限が来てしまったというもの。

   ソニーは、規格の統一よりも自社の営業戦略を優先させたという
   ことです。

   そして、先日には、プレイステーション3の発売延期を発表して
   います。

   ユーザーの利便性が圧倒的に向上する規格の統一を打ち消してまで
   優先させた自社の営業戦略でしたが、最終的には達成することが
   できなかったということです。


   過去の歴史を見る限り、互換性が無く、仕様の似通った規格が、複数
   種類共存することはありません。


   CDやDVDのような統一規格でのスタートができなかった最大の
   理由が、ソニーのプレイステーション3の発売予定日であったこと。
   そして、結果的には、プレイステーション3の発売予定が延期された
   ことについて、ソニーの強引ともいえる手法が強調されたといえ
   そうです。


   現在のDVDと次世代DVDの違いを端的に説明すると、アナログ
   テレビとデジタルテレビの違いと似ています。

   まず、大きく異なるのが、走査線の数です。
   走査線の数が多ければ多いほど、詳細な画像を映し出すことができ
   ます。

   現行DVDの有効走査線数は480本。
   一方次世代DVDは、1080本になります。

   この走査線数はアナログテレビとデジタルテレビの場合と同じです。


   そのため、現行のDVD映像を、ハイビジョンテレビで閲覧した
   場合、走査線の数が不足することから、解像度はデジタル放送に
   比べてかなり下がります。
   現状、ハイビジョンテレビで映画を見る場合には、デジタル放送
   される映画を見た方が、DVDの映画を見るよりも解像度が高い
   という現象が起きています。

   次世代DVDの登場により、ソフトでみる映像が、ハイビジョン
   画質に対応することになります。

   その結果として、アナログ放送が2011年に廃止されるのと同様、
   現行DVDも将来的には、次世代DVDに移行していくことに
   なるでしょう。


   ただ、その前に、2規格並行進行という問題が立ちはだかります。

   一般消費者はどのような選択を下すのでしょうか。


《関連Webサイト》 DVDフォーラム
http://www.dvdforum.gr.jp/